1.単身者の遺品整理とは |
終活がブームとなって久しいですが、終活の中でも、遺族や遺された方に最も負担となるのが、遺品整理です。
遺品整理は、体験したことがある方なら、よくご理解できると思いますが、相当な重労働で、ひとりで遺品を片付けたり、捨てたりするとものすごく時間がかかります。
特に思い出のある品物や昔の写真などが見つかると、じっくりと見てしまうため、片付けが進まず、時間ばかりが経過してしまいます。
特に単身者が亡くなった場合、遺品が何も片付けられていないことが大半です。
一軒家なら、時間をかけてでもいいから、時間のある時にゆっくりと片付けることができます。
しかし、単身者がアパートや賃貸マンション、借家や団地等に住んでいた場合は事情が異なります。
誰も住まない状態になっても家賃の支払いが発生してしまうので、遺族としては、遺品整理を早々に行ったうえで、契約を解約して明け渡しをしたいわけです。
遺族もすぐ近くに住んでいるならまだしも、遠方に住んでいれば、片付けに来ることすら困難です。
また、遺族にとって、故人との関係も重要です。
親しい、あるいは交流があったならば、片付けに関して前向きに取り組んでもらえる可能性はあります。
しかしながら、生前にトラブルや迷惑を被ったり、交流が全くなかったのであれば、片付ける気力さえも出てきません。
ですから、遺族自身が片付けるのが難しければ、遺品整理業者に依頼することも検討しなければなりません。
遺品整理業者に依頼するときには、業者選びをしっかりと行う必要があります。
悪徳業者に依頼すると、現金が出てきたりすると、懐に隠されてしまうこともあります。
また、高級品があると、こっそりと持ち出し、質屋に持っていき、換金することもあります。
ですから、業者選びのポイントを参考にしてください。
また、必ず見積書を提出してもらってください。
不明な点があれば、必ず質問してください。
遺品整理は思いがけず費用の負担が発生してしまいますので、その点も考慮してください。
また単身者自身も遺族や遺される方の負担軽減のために生前整理をしておくことが重要です。
荷物や書類の整理ができているだけでも、遺族への負担が大幅に軽減されます。
「立つ鳥跡を濁さず」といいますが、単身者にとっては、まさに生前整理を行う必要性を物語っています。
遺品整理に困ったときには、ぜひともご相談ください。
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