1.単身者のコロナ対策とは |
新型コロナウイルスが全世界に猛威を振るっている日々が続いています。
緊急事態宣言の発令もあり、世の中全体が自粛ムードとなり、みんながマスクをしているという異様な光景を見るのが慣れてしまった感があります。
そのような状況下で、家族がいれば、家族間で話し合うことで、情報共有して、コロナウイルスに対する対策を行うことができます。
しかしながら、単身者の場合、日頃から、つながりがあれば、まだしも、何もない場合は、自己防衛するしかありません。
とにかく単身者は、今の状況を判断し、どのように対応すればいいのか、わからない方も多いのではないかと思います。
そこで、単身者向けのコロナ対策を考えてみました。
孤独死対策と共通しています。
1.ネットワーク
親族が近所にいれば、会ってもいいので、どのようにすべきか話し合ってください。
近くに親族が居なくても、電話やSNS等を通じて、安否確認をしてください。
身寄りのない方は、友人や知人と連絡を取り、情報交換してください。
友人や知人のいない方は、行政機関や各地の相談所等に電話してみたり、テレビやラジオ等から情報を得るようにしてください。
情報交換することで、安心感を得られ、生きる活力になるはずです。
2.健康
不要の外出禁止になっているので、屋内で過ごす時間が必然的に増えます。
そうすると、運動しないと、筋力低下等で認知症の発症や寝たきりになる等により、健康を害することになります。
そのような状況にならないためにも、家の中でできる体操や軽い運動で体を動かしてください。
また、公園等に散歩することについては、特に問題はないので、家にこもりきりとならずに屋外に出てみることも必要です。
3.財産管理
現在、就業されている方の場合、勤務時間の短縮や在宅勤務等により、日頃とは異なる条件下で労働を強いられる方が増えています。
パートや派遣社員の方は、労働時間の短縮や雇止め等により、きびしい立場となっています。
また、飲食業や宿泊業、観光業等は、収入激減で、廃業の危機が迫っている業者が多いです。
当然、これらの業界の労働者の方は、転職も考えなければならないでしょう。
とにかく、このような状況では、収入を増やすのは困難ですから、いかに支出を減らすかをテーマに財産管理をしてください。
経済状況がきびしくなり、恐慌に突入しているとも言われていますので、住宅ローンを組んだり、資産運用等を行うことは、控えた方がいいです。
今は無理をせず、守りの姿勢で過ごす時です。
以上です。
単身者の方は、ネットワーク、健康、財産管理の3つを意識して、コロナ対策を講じてください。
この3つのうち、2つがダメになると孤独死へと直結してしまう可能性が大です。
3つとも総崩れになると、もはや地獄行きとなります。
また、万が一、感染したかもしれないと思う方は、すぐに親族や友人知人に連絡して病院へ行ってください。
単身者は自分自身で身を守る覚悟がないと、この困難を乗り切ることができません。
コロナウイルスの終息の時期が見えてきませんので、長期化することも視野に入れて、周りのサポートを受けながら、健康的に過ごしてください。