終活からはじめる!孤独死防止マニュアル

単身者のご近所トラブルとは

1.単身者のご近所トラブルとは

地域での奉仕活動をしていた時期もあるので、地域のつながりの重要性や地域コミュニティの底力というものは、理解しております。

隣近所で声を掛け合うことで、地域住民が結束し、活力が生まれ、地域コミュニティが発展していくのです。

特に単身者の場合、病気や災害、犯罪に巻き込まれたときに、地域住民に助けてもらうこともあります。

ですから、隣近所とは、ゆるくてもいいので、つながっていれば、いざ災害が発生したときや犯罪に巻き込まれたときに助け合ったり、支え合う関係となっていれば、地域力が高まります。

しかしながら、現代社会では、コミュニティの希薄化により、隣近所とあいさつをしないばかりか、自分勝手な行動により、隣近所とトラブルになるケースも増えています。

ご近所トラブルの例としては、騒音、植栽、ゴミ出し、異臭・悪臭、ペットや犯罪等の非常識な行動等があげられます。

以前に植栽トラブルで、単身者で借家住まいの方から、大家と隣の住人に無断で庭に植えてあった花を刈り取られたとの相談を受けました。

相談者は腹を立て、隣の住人の家に怒鳴り込みに行ったため、トラブルの根が深く改善しないまま暮らしています。

そのため、そこに住むこと自体が非常に不快で、神経がおかしくなってしまったと語っていました。

当然ですが、引越しするように助言しました。

このようなご近所トラブルを発生させるとどうなるでしょうか。

隣近所なので、外出時に顔を合わせる機会も多いので、そこでまた、いがみ合うこともあります。

いざ口論でも始まれば、余計に気まずい関係となります。

外出するのが億劫になってきますし、隣近所だと窓越しからも見えるので、家にいるのも苦痛になってしまいます。

ご近所トラブルの厄介なところは、ご近所同士の当事者問題だけで済まされず、町内会や管理組合にも話が広がることもあります。

第三者である町内会や管理組合まで巻き込むような形になると、騒ぎが大きくなりますので、それは避けるべきです。

うわさが飛び交い、下手をすると村八分のような扱われ方をすることもあるのです。

そうするとその住まいや地域で暮らしていくのが、非常に不快になっていき、最終的には出ていかざるを得なくなります。

ですから、隣近所とは、あいさつ程度の表面的な付き合いで構いませんので、トラブルになることは避けておくべきです。

ただし、相手方に非があるときは、直接相手にものをいうとトラブルになりますし、いざ口論が始まると状況次第で事件にまで発展することもあります。

したがって、自分で解決することを考えるよりも大家や管理会社、自治会あるいは警察に相談したり、賃貸不動産経営管理士や弁護士等の専門家を活用するのもよろしいかと思います。

問題解決への糸口になると思います。

地域のことは身近であるがゆえに、あまり意識することもないかもしれませんが、いざというときのためにも、良好な関係を築いておくことが望ましいです。

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