孤独死防止策 その1 健康管理 |
1)健康寿命とは
ひとり暮らしをされている方は、特に健康管理に気を付ける必要があります。
そのためにも健康寿命を伸ばすことを意識して生活することです。
健康寿命とは介護を必要としない期間のことです。
平均寿命から健康寿命を差し引いたのが、要介護の期間となります。
健康寿命が延びれば、要介護の期間も短くなり、介護費用もかからずに過ごせます。
そこで健康寿命を延ばすためには、どうすればいいのか。
食生活を改善しましょう。
おなかいっぱい食べるのではなく、腹八分目を心がけましょう。
さらに血液がサラサラになる食物を率先して食べましょう。
もちろん、運動も大切です。
無理のない程度で、ウォーキングやスポーツで汗を流すのもいいでしょう。
特に一人暮らしの方は、家にこもりがちになってしまいますから、外に出る機会を増やして、健康的に過ごしていただきたいと思います。
2)介護保険サービスの利用
いくら健康寿命を伸ばしたとしてもやはり、体力の低下は避けることはできません。
足腰が弱って、買い物にも出かけられなくなったからといって、安易に「配達食事サービス」などを利用していると、ますます外出の機会が減り、ご近所やなじみのお店との交流も減り、閉じこもりがちの生活が進みます。
通所リハビリテーションで、他人と交流しつつ、体を動かしたり、ヘルパーと一緒に積極的に外出して、他の人と交流することで、「心の閉じこもり」から抜け出せるような介護保険サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。