1.孤独死と寝たきり |
一人暮らしの方が寝たきりになるともう大変です。
ひとり暮らしの方が一人で外出できなくなったときを想定してみます。
介護保険サービスは、家の中での日常生活の世話が中心の支援サービスなので、通院などの外出支援のためのサービスは、非常に複雑で使いにくいです。
介護タクシーと称して、介護保険が適用されることをうたったサービスがありますが、その適用部分は、主にタクシ-の乗り降りの介助の部分だけで、移送に関しては、タクシー運賃がかかります。
最近では、「移送サービス」を行う業者も増えています。
NPOなどは、低料金で運営しているところもありますので、利用してみるのもよろしいかと思います。
※付添代行サービス参照
また、外出が困難な場合は、通院から訪問診療などに切り替えることも検討してみるのもよろしいかと思います。
寝たきりなどで、トイレやポータブルトイレでの排泄が困難になり、ベッド上でオムツに排便するようになると、おむつ交換や食事の介助も負担が大きくなってきます。
要介護者の上半身を起こしたり、着替えをさせるにも重労働となり、腰や肩、腕を痛める介護者も少なくありません。
介護者がダウンしてしまっては、共倒れになってしまいます。
そこで、背上げ機能がついた介護ベッドや訪問介護による排泄介助や食事介助を利用することで介護者の負担を減らすことができます。
すべてを担うとつらい状況となりますので、介護保険サービスを有効活用しましょう。