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自分史

自分史の記入について

エンディングノートには、「自分史」という項目があります。

自分史とは、自分の過去を振り返り、現在の状況を把握して、未来を考えていくことが目的です。

特に、過去を振り返ることによって、今に至る自分自身の成長の足跡を省みることができるのではないでしょうか。

まず、現在の状況(現況)について、記入してみましょう。

1.現況について

特に難しい問いはありません。気楽に記入してみてください。

「氏名」「生年月日」は問題ないと思います。

「出生地」がわからないという方はあまりいないと思いますが、どうしてもわからない場合、戸籍謄本で確認してみてください。

「本籍」がわからない方は、住民票で本籍を表示したもので取得すれば、確認することができます。

「電話」も特に問題ないかと思います。

電話がない方は、「緊急連絡先」の欄をご記入ください。

「携帯電話」をお持ちの方は、自分の番号をご記入ください。

「ファックス」「ホームページ」「Eメール」「携帯メール」をお持ちの方は、番号・アドレスをご記入ください。

「緊急連絡先」は、ご家族もしくは、友人や知人などの親しい方で、いざというときに、お力となってくださる方をご記入ください。

「結婚歴」「生活形態」「住まい」は、該当する項目にチェックを入れてください。

特に生活形態は、核家族化に伴い、変化していると思います。

おひとりさまの方や友人との同居なども増えてきているのではないでしょうか。

「収入」と「支出」は、現在の家計を確認することができると思います。

特に支出の欄を記入することで、どこに経費がかかっているのか、減らすことができるのかなど見直しをするきっかけにしていただきたいと思います。

保険に加入されている方は、保険の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナーにご相談してみるのもよろしいかと思います。

「起床時間」「朝食時間」「昼食時間」「夕食時間」「就寝時間」は問題ないと思います。

規則正しい生活を心がけたいものです。

「血液型」がわからないという方はあまりいないと思いますが、どうしてもわからない場合、病院等で確認してみてください。

「十二支」「星座」も問題ないと思います。

「趣味」に関しては、選択肢の中から該当するものを選んでください。

もちろん、複数選択していただいて構いません。

今も継続している趣味やこれから挑戦してみようと思う趣味など 選択してみてください。

選択肢に該当するものがなければ、その他にご記入ください。

「特技」がありましたら、ご記入ください。

特になければ、記入しなくても構いません。

「好きな音楽」は、選択肢の中から該当するものを選んでください。(複数選択可)

よく聞く音楽やカラオケで歌う音楽など選択してみてください。

「好きな映画」「好きな本」「好きなテレビ」「好きなラジオ」「好きな言葉」「好きな食べ物」「嫌いな食べ物」は、思いつくままにご記入ください。

好きな映画は、印象に残っている映画などあれば記入してください。

好きな本は、愛読書です。よく読む本があれば記入してください。

好きなテレビ・ラジオとはテレビとラジオの番組のことです。

もちろん、テレビ局・ラジオ局をご記入いただいても構いません。

好きな言葉は座右の銘があれば、それを記入されてもよろしいかと思います。

好きな食べ物は、よく食べるものやとてもおいしかったものなどをご記入ください。

思い出やエピソードがあれば、それも記入してみてください。

「好きな色」「好きな場所」「自分の性格」は、選択肢の中から該当するものを選んでください。(複数選択可)

2.経歴について

特に難しい問いはありません。気楽に記入してみてください。

「学歴」は、小学校(昔の尋常小学校)からご記入ください。

小学校に入学した年がわからないという方もいらっしゃるかと思いますが、自分の生まれた年に7年(早生まれの方は6年)加えたものでは、ないでしょうか?

小学校を卒業した年はその6年後ですね。

同じく中学校名とその入学した年ならびに卒業した年をご記入ください。

高校に入学された方は、学校名と入学した年ならびに卒業した年をご記入ください。

余白に「普通科」や「商業科」など記入されても構いません。

大学に入学された方は、学校名と入学した年ならびに卒業した年をご記入ください。

大学の場合は、学部と学科もご記入しましょう。

専門学校に入学された方は、学校名と入学した年ならびに卒業した年をご記入ください。

余白に選考された学科(コース)を記入しましょう。

そのほかに、別の大学・大学院・専門学校等で学ばれた方は、下の欄にご記入ください。

「職歴」は、学校を卒業後(あるいは在籍中)、入社した会社からご記入ください。

職種や役職等も記入してみてもよろしいかと思います。

退職や転職された方は、その都度ご記入してみてください。

ずっと無職の方は、記入されなくて結構です。

アルバイト歴があれば、それを記入しても構いません。

「資格・免許」に関しては、お持ちの方は、ご記入ください。

たとえば、普通自動車免許や簿記3級など・・

昔、取得したものでも思い出してみてはいかがでしょうか?

「所属団体」は、今現在、仕事やプライベートで加入している団体やサークルなどがありましたら、記入してみてください。

今、どこにも所属されていない方でも、地域にはいろいろな団体があります。

顔を出して参加してみてはどうでしょうか?

同じ地域に顔見知りや友人・知人がいると励みになりますよ。

3.思い出について

特に難しい問いはありません。気楽に記入してみてください。

「誕生時の思い出」は、ご両親から聞いたお話があればご記入ください。

身長や体重は、わからない場合は、無記入でも構いません。

名前をつけてくれた人もわかれば記入してください。

名前の由来について、エピソードがあれば、添えて記入してみてください。

学生時代の思い出は、卒業アルバムが手元にあれば、それを見ながら記入するといろいろな思い出が蘇るでしょう。

「幼少・小学校時代の思い出」は、幼少は、幼稚園(あるいは保育園・小学校入学前)の頃、どんな子でしたか?

そして、どんな遊びをしていましたか?

思い出して記入してみましょう。

小学校は、担任の先生や友達、好きな教科、遠足・運動会などの思い出が浮かんでくるかと思います。

「中学校時代の思い出」は、勉強や部活、あるいは友達や高校受験などの思い出が浮かんでくるかと思います。

「高校時代の思い出」は、勉強や部活、あるいは友達や大学受験・就職活動などの思い出が浮かんでくるかと思います。

「大学・短大・専門学校の思い出」は、勉強やサークル活動やアルバイト、あるいは友人や就職活動などの思い出が浮かんでくるかと思います。

「社会人(会社員・自営業)時代の思い出」は、仕事の内容や人間関係、取引先、苦労話などの思い出が浮かんでくるかと思います。

記入していくことで、いろいろなことが思い出されたのではないでしょうか?

家族に関して、「父親」は、どのような性格なのか、仕事は何をしていたのか、趣味は何か、どのようなことで叱られたかなどの思い出が浮かんでくるかと思います。

「母親」は、どのような性格なのか、家庭でのエピソード、趣味は何か、どのようなことで叱られたかなどの思い出が浮かんでくるかと思います。

父親、母親がご健在であれば、今の状況を記入されてもよろしいでしょう。

書ききれない場合は、他の用紙に記入していただいても構いません。

「夫または妻」は、付き合い始めた頃から、結婚式、一緒に暮らしはじめてからのエピソードなどの思い出が浮かんでくるかと思います。

「子」は、誕生時の思い出や幼少の頃のエピソードや、学生時代、成人後などの思い出が浮かんでくるかと思います。

「続柄」の欄は、印象に残る親族をご記入ください。

例えば、おじいちゃん・おばあちゃん。

あるいは、おじさん・おばさん。または、よく遊んだいとこなど。

様々な思い出が浮かんでくるかと思います。

4.印象に残る旅の思い出

特に難しい問いはありません。気楽に記入してみてください。

まず、国内のところを埋めていきましょう。

北海道・東北、関東、北陸・甲信越、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄の順に行ったことがあるところにチェックを入れてみてください。

入れていくうちに、思い出が蘇るかもしれませんね。

国内が終わりましたら、海外も同様に、アジア・ロシア、ヨーロッパ、アフリカ、北中米・南米、オセアニアの順に行ったことがあるところにチェックを入れてみてください。

こちらも同様に思い出が蘇るかもしれませんね。

旅行は楽しい思い出ですね。

いい旅がいい人生を創り出すのではないでしょうか。

5.自分史年表

特に難しい問いはありません。

記入例を簡単に記載しておきますので、参考に記入してみてください。

(記入例)

1935年 年齢 0歳 神奈川県平塚市で生誕

1942年 年齢 7歳 平塚市立中原小学校入学

1948年 年齢13歳 平塚市立中原小学校卒業
            平塚市立中原中学校入学

1951年 年齢16歳 平塚市立中原中学校卒業
            神奈川県立平塚高等学校入学

1954年 年齢19歳 神奈川県立平塚高等学校卒業
            神奈川大学法学部入学

1958年 年齢23歳 神奈川大学法学部卒業
            ○○株式会社入社

1961年 年齢26歳 結婚

このような感じです。

生誕から順に、学歴を記載してみてください。

転校などもあれば、あわせて記載してみてください。

学歴が終わりましたら、職歴を記載してみてください。

転勤や転職などもあれば、記載してみてください。

あとプライベートとして、結婚やお子さんやお孫さんの誕生なども記載してみてください。

記入例は、要約していますが、毎年主要な出来事を記載していくのもよろしいかと思います。

6.未来設計

特に難しい問いはありません。

趣味でもいいです。

やってみたいことがいろいろとあるかと思います。

記入例を簡単に記載しておきますので、参考に記入してみてください。

(記入例)

□田舎で暮らしたい。

□海のそばで暮らしたい。

□温泉旅行・海外旅行をしたい。

□将棋・囲碁・麻雀・登山・ハイキング・スポーツ・カラオケ・楽器演奏・コーラス・歴史・陶芸・随筆・書道・絵画など・・

このような感じです。

思ったことを順に、記載してみてください。

ご自身の夢が広がっていくのではないでしょうか。

いくつになってもやりたいことがあれば、生きがいとなり、はつらつとした毎日が過ごせることでしょう。

いろいろと思いつくことを記入してみてください。

エンディングノートのことならお気軽にご相談ください TEL 0463-36-7111 受付時間 9:00 - 20:00 [日曜日を除く]

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