1.エンディングノートとは |
エンディングノートとは、自分にもしものことが起こったときのために、伝えておきたいことをまとめてノート形式で記入しておく書き込み式ノートのことです。
別名「遺言ノート」とも言われます。
一般的にエンディングノートは4つに構成されています。
1.「自分史」今までの人生についての振り返り
2.「遺言その他」遺言や介護・終末医療についての希望
3.「財産整理」財産の整理と形見分け
4.「葬儀とお墓」死後の葬儀やお墓についての希望
つまり、「遺言ノート」の名のとおり、遺言が中心となっています。
遺言だけでなく、遺言とその周辺にあるものをまとめて考える、頭の中を整理するために誕生したものといえます。
2.エンディングノートの認知度とは |
先日、比較的若い世代の集まりで、名刺交換したあとの懇談会で、「エンディングノートを知らない」という方がたくさんいました。
確かに、若い人には、あまり馴染みがないので、仕方ない面もあるかとは思います。
それでも、テレビやマスコミなどで、取り上げられる機会も増えたので、もっとエンディングノートの知名度があがったのだと思っていました。
しかし、現実にはどうもそうではないようです。
まだまだ世間には、エンディングノートが知られていないというのが、現実のようです。
私の勝手な推測ですが、エンディングノートを知っているという方は、30代までの方では、全国民の10%くらい。
40~60代で、30%くらい。
70代以降で、60%くらい。
それくらいに思っていたほうが間違いがないと思います。
本当に世間での認知度は思いのほか低いと思われます。
だからこそ、このサイトを通じて、エンディングノートの認知度を高めていかなければならないと実感しています。