エンディングノートの記入から終活の実践までサポート!

介護と遺言

介護と遺言の記入について

エンディングノートには、「介護と遺言」という項目があります。

これは、生きているときに対応すべき課題と亡くなった後に発生する問題を考えておくことです。

病気になったとき、介護が必要になったとき、あるいは認知症になったときには、どうすべきなのか、誰に面倒を見てもらうのか考えたことはありますか?

また、亡くなった後の財産を誰に何をあげるのか、考えておくことだけでも不安が少なくなっていくのではないでしょうか。

人生には様々な困難が発生しますから、元気なうちに、記入してみましょう。

1.介護と看病

まずは、介護が必要になったときに誰に面倒を見てもらいたいのか、そして、サービスを受けたい場所を指定しましょう。

それから、介護の費用は馬鹿になりませんので、自分で負担できるのか、あるいは誰かに負担してもらいたいのか考えておきましょう。

また、自分の持っている病気や障害も再確認しておきましょう。

介護保険の制度は、法律が変わると大きく変わりますので、制度を理解するのは、専門家の力を借りましょう。

その後、受けたいサービスを選びましょう。

2.有料老人ホームの選び方

在宅での介護が難しい場合は、有料老人ホームへの入所も検討が必要となります。

そのようなときには、有料老人ホーム選びのチェックリストが役に立ちます。

確認すべきポイントがすべて網羅されています。

実際に老人ホームへ入る方の同行をしたときに、このチェックリストを活用して、施設の担当者にお話を伺いました。

その結果、納得した形で老人ホームへ入所することができました。

3.献体と臓器提供と尊厳死

献体により、医学の発展のために、ご自身の遺体を提供したい場合には、その意思表示をしておきます。

ただし、家族の同意を得ていなければなりませんので、その点を留意してください。

家族の同意が得られた場合は、献体登録を行いましょう。

臓器提供により、助かる命もあります。

臓器提供を希望する場合は、その意思表示として、エンディングノートだけでなく、ドナーカードにも記入しましょう。

終末期に延命治療を望まない場合は、尊厳死を希望するという意思表示のため、文書にしておきます。

尊厳死宣言書があれば、医師も延命治療は行いません。

終末期にホスピスケアを利用するのか考えておくのも役に立ちます。

4.成年後見制度

認知症等により判断能力が低下した方の財産管理や医療機関・介護施設での事務手続代行を行うのが成年後見制度です。

すでに判断能力が低下している場合は、「法定後見」

今は元気だが、将来に備えたい場合は、「任意後見」

成年後見制度を活用することで、財産を守っていくことができます。

手続に必要な書類も記載されています。

この制度をよく理解しておきましょう。

5.遺言

遺言を遺す方はまだ全体としては少ないですが、それでも件数は増えています。

遺言を遺す理由として多いのが、相続で不要な争いを避けるためやおひとりさまで誰も身寄りがいない場合等です。

ご自身が遺言を遺しておくべきなのかどうかは、遺言チェックリストを活用するとすぐにわかります。

遺言はエンディングノートの肝にあたるものですから、必要に応じて遺言作成につなげていくことをおすすめいたします。

特に公正証書遺言を作成しておくのが、一番安全確実です。

遺言に記入すべきことや遺留分に注意しながら、遺言書を作成してみてください。

6.生前贈与

生前贈与を活用する方も増えています。

贈与は、あげる側ともらう側が合意することが大前提です。

その点を踏まえて、誰に何をあげたいのか考えてみてください。

また、相続時精算課税制度等の新たな制度もありますので、活用してみるかどうか検討してください。

贈与を賢く利用することにより、財産承継がスムーズになります。

エンディングノートのことならお気軽にご相談ください TEL 0463-36-7111 受付時間 9:00 - 20:00 [日曜日を除く]

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